幼なじみは先生
「‥んっ」
瞳をゆっくり開ける
あれ‥?
瞳を開けると見慣れた景色があった
ここって、あたしの部屋だ…
でも、何で?
確か‥昨日は
夢だったのかな‥?
そりゃそうだ…
あたしは横に頭をやった
ドクンッ
「いっ‥くん」
横を見ると彼の寝顔がすぐ横にあった
ということは…昨日のは‥現実!?
思い出しただけで顔がカアッと熱くなった
『真‥白』
ドキッ
寝言‥か…って!
ドキドキと心臓が脈を打つ
嬉しい、すごく、幸せ者だ…あたし。
いっくんの髪を触った
子供のような無邪気な寝顔
あたしだけしか知らないいっくんの表情
そう考えると何だか、すごく不思議なような、嬉しい気持ちになる
一つあたしは笑みをこぼした
愛しい彼。愛してます…