幼なじみは先生


ん?ということは…

いっくんは布団も掛けないで寝てたってことだよね?

風邪ひいちゃうじゃん!
あたしはベッドの上から降りて自分が掛けていた布団をいっくんの上に被せた

「よし、先に朝食の用意でもしてよっかな!」

そう呟いてドアまで行こうとした時、ぐいっと手を引っ張られズルッとベッドに直撃した…

「痛た…」

うっすらと瞳を開ける


ドキーンッ

目の前にはいっくんの顔が拡大されていた

ななななななっ!?

『ん‥』

ギュッといっくんがあたしを抱きしめる

はい、あたしちょっと
キュン死にしてきます!

思考停止していると唇にぷにっと柔らかい感触が広がった

あたしは我にかえる
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