幼なじみは先生
俺の可愛い彼女〜晃〜



正直言うと真白に「大嫌い」と言われた時は焦ったし…何よりも悲しかった

それから何日か真白と言葉を交わさなくなって…

けどな、真白とすれ違う度に俺の瞳は君を探し求めていたんだ…

ごめんな…


けど、俺の悲しさは絶頂にきていた


「晃‥本当に行くの?」

母さんがドア越しから静かに聞いてきた

『ああ…もう23だし。一人で暮らせるから。それにいつまでもここにいるなんて変だろ?』

「そう…」

そう言うと母さんは下にパタパタと下りていった

そう、俺は一人暮らしをするのだ…

自立しねーとな。

真白にはまだこのことは言っていない

それと、これを気に俺は決心した
真白に…告白をしようと
真白には迷惑をかけてしまうかもしれないけど…ちゃんと伝えたい…

勝手でごめんな…

一人暮らしがスタートするのは一週間後

俺は玄関に足を運んだ

これから俺は――


告白をする‥
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