幼なじみは先生


「えと、シップ持ってくる!」


真白が立ち上がった

そんな真白の手を引っ張る

「いっ…くん?」

『俺、教師で真白は生徒だけど、真白には他の奴と幸せになってほしい』
「いっくん…?」

『真白に迷惑掛けるけど俺は真白が‥好きだ…』
言えた‥

真白はその言葉に動揺している顔をした

「いっくん、ご飯食べる?昨日のあまり物だけど美味しいから食べてね!あ、そうだ…」

台所に行こうとする真白の手を掴んだ

『真白』

少し声が震える

すると彼女の泣き声が聞こえた

「う゛ぞでしょ?やめてよ…」

俺は下唇を噛み締めた

真白を後ろから抱きしめる

『嘘じゃねぇよ。俺は真白のこと好きだよ…』

胸が痛いぐらいに脈を打つ

少しすると前からかすれた声がした

「あ゛たじも好き」

ドクン‥

え‥嘘だろ

まさか両思いだったなんて…

やべぇ‥どうしよ…
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