幼なじみは先生
『やべぇ…』
「え?」
俺は真白の肩から離れて真白の顔を見上げた
彼女を見ると涙で溢れた瞳が潤んでいる
『フッ‥‥お前泣きすぎ』
真白の顔が少し赤い
『そんな顔してこっち見んな‥反則』
理性が保てねーじゃねぇか…
すると真白の瞳が揺れた
「え…ごめんね」
『バカ‥違ぇよ…そんな色気でいっぱいの顔でこっち見んな…って』
ハア‥‥
ため息をつく
俺は真白を抱きしめた
真白もギュッと抱きしめ返した
『真白…?』
少し経つと寝息が聞こえた
子供みてぇ…
『フッ』
真白を真白の部屋に連れて行きベッドに置いた
風邪をひかせないように毛布をかける
真白の髪をくしゃくしゃと撫でた後、こう言った…
『おやすみ…真白』