【短編】オーカミは、ウサギに恋をする。
「緊張の欠片もないのな」



笑いながら、言うと



「うん、その笑顔も好き」



全く照れないのが何か悔しいから



不意打ちでキスをした



「な、なにすんの!!」



一気に赤くなって



「俺も、好き。柱と間違われてぶつかられた日から…」



「まだ、言うのそれ。」



拗ねているけど、その顔も好き



「彼女になって?」



「…うん!!」



元気よく返事するから、嬉しくてギュッと抱き締めた



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