Like or Love
「いや、何でもない。」

「ホントに?」

「あぁ。んじゃ、今から軽くリハーサルやるからついて来て。」

「うん。」


はぁ~。

何やってんだよ、俺。

奈美の口から、他の男のことなんて聞きてくねーよ。

完璧に嫉妬してしまった。



これから、こんなこと日常茶飯事だって分かってるのに・・・


奈美の事になるとむきになってしまう。

好きな気持ちを通り越して、愛おしくてたまらない。


今日、告るかなぁ~



そんなことを考えながら、俺はリハーサルをしていた。



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