幼なじみの関係(!?)
昼休み
授業が終わると、 私は、すぐ、教室を出た。 きっと、たかちゃんは、 教室に、やって来る。 だけど、今は…たかちゃんの側に いたくなかった。 教室を出た私は、 屋上に向かった。 携帯を出すと、純に電話をした。 『もしもし、夕夏、どうした?』 「純、今、大丈夫?」 『おう、今、昼休みだ。』 「あのね、純。恋人ごっこ、今日で終わりだから、安心してね。」 『そっか、意外と早かったな。』 「約束を、破ったから… 強制終了になった。」 『崇がか?』 「うん。でもさ、今日、1日だからなのかさ、私の側を離れなくって…正直、うざいよ。」