Bunny House
「ママ。なに??」

ママと妹の紗恵(さえ)が話していた。

「っあ。呼んじゃってごめんね。眞緒くんが来てるって直美が言ってたから」

直美とは眞緒のママ。

直美さんと私のママは友達なのである。

「そうなんだ。で何?」

「聞いたから、お茶菓子くらいと思って。あそこに準備してるよ。」

ママが指差した先にはクッキーなどのお茶菓子が入ったお盆があった。

ママは気が利くなぁ。

「ありがとうねぇ~」

私はそういって部屋にもどった

< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop