私と後輩



「拒否されても待ってるから…。ってうざいよな、そこまで言われると。」




歩夢を見るとちょっと困ったような顔をしながら笑っていた。




拒否するわけないじゃん。




うざいなんて思わないよ。




メチャクチャ嬉しいから。




嬉しすぎて、幸せすぎて倒れちゃいそうだよ。




「ありがとうね、本当に嬉しいよ。一緒に帰ろうね。」




恥ずかしすぎてうまくしゃべれなかったかも。




でも歩夢の顔を見て私の気持ち、しっかり伝えた。




.
< 100 / 151 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop