『好き』って気持ち。
―中学1年―


『よう、タクヤ!昨日の《空から降る一億の〇〇》ってドラマ最終回見たか?』


『おう!見た見た!あれは良かったなぁ〜特に最後のさんまさんが『ゆうこ〜』って叫んだとこなんか本気で泣けてきたよなぁ〜』



『そやなぁ〜あれは感動やったよなぁ』



俺と友人のマコトが昨日のドラマの事を話していたらアヤカが話しに入ってきた。


『何、何〜?何の話ししてるん?』



『昨日の《空から降る一億の〇〇》ってドラマの話やで!』



『あぁ、あれねぇ〜ちょっと暗くない?私は嫌いだよ。』



『そうか?あれは名作やと思うで。なぁマコト?』



『あぁ…よ、良かったよな…。』



マコトはアヤカと話しをする時は決まって動揺した声になる。



俺の勘だがマコトはアヤカが好きなようだ。



暫く3人で話しているとミカも話しに入ってきた。



ミカが来たということは当然いつも一緒に行動しているヨウコも来た。



この二人は《クラスを盛り上げるぞ会》のリーダーと副リーダーみたいな存在で、俺もその会の一員だ。
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