君のNo.1 ~接近~


直紀は悪くないのに

体が震えてどうする事も出来なかった

不審に思った人が

あたし達を見たり

立ち止まったりした

直紀は困り果ておろおろするばかり


「何?どうしたのあんた達!?」


聞き慣れた声は恵梨だった


「恵梨!」


あたしは恵梨に抱き付き泣いてしまった


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