君のNo.1 ~接近~


恵梨は優しくあたしの背中を撫で

なだめようとしている


「私一人でいいから、陽聡は直紀と一緒に先に学校行ってて。」


その恵梨の言葉を聞くまで

陽聡がいる事にも気付かなかった

「行くぞ」と陽聡は直紀を連れて行った

恵梨はあたしを抱えて

その場から離れた


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