君のNo.1 ~接近~


だけど恵梨はお見通しだった


「嘘!それだけであんなにならないでしょ!?ちゃんと聞くから話して?」


恵梨を信じてない訳じゃない

でも怖い

凉司との事を知られるのが怖い

どうしても言えない


「恵梨ありがとう。でも本当になんでもないの!ボーっとしてたから、ものすごく驚いちゃったの。」


恵梨はまだ納得していないようだった


「わかった。これ以上無理に聞かない。だけど話したくなったら言ってね?」


あたしは頑張って笑顔を作りうなずいた


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