君のNo.1 ~接近~


もうすぐ授業が始まる時間だったけど

あたしはそのまま教室を出た

授業なんて受ける気分じゃなかった

信じていた友達も

もう信じられない

あのクラスには

信じられる人なんていない


堪えきれず涙が溢れた


悲しいのか

悔しいのか

寂しいのか

怒りなのか

あたしにもわからない


息が苦しい

早く屋上に行かなきゃ

あそこだけが

唯一楽に息ができる場所


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