君のNo.1 ~接近~


まずは聖来君の正面に向かい合い

真っ直ぐ目を見た


「やっぱり正直に話す。聞いてくれる?」


聖来君は静かに頷いた

あたしは恵梨と皐に言われた事を全て話した

あたしが女の子達からはぶかれている事も

聖来君とは関わるなと言われた事も

全部


「あたし許せなかった。聖来君の事知りもしないで悪く言うなんて。すごく優しくて思いやりのある素敵な人なのに。」


思い出すとまた怒りがこみ上げてきた


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