君のNo.1 ~接近~


聖来君がそっと口を開いた


「ありがとう。俺の為に怒ってくれて。」


聖来君の優しい瞳を見て

話して良かったと思った


「それとごめん。俺のせいでそんな事になってたなんて気付かなくて。無理して俺といなくていいからな。」


「無理してないよ。あたしが一緒にいたいからいるの。」


「でも俺といたら他の奴らに無視されたり嫌な思いするだろ。だから俺にはもう関わるな。」


聖来君は困惑したような表情で

あたしを突き放そうとした

それは聖来君の優しさだった


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