音速より速く。【短編集】
泳ぐサカナ。
朝も夜も昼も、私には関係なかった。
日付も、曜日も、時刻も、私には何ら意味はなかった。
ただ、感じるのは
私の鼓動。
「もっと、もっと…」
欲張りな私の鼓動は、決して止む事はなかった。
日付も、曜日も、時刻も、私には何ら意味はなかった。
ただ、感じるのは
私の鼓動。
「もっと、もっと…」
欲張りな私の鼓動は、決して止む事はなかった。