荊姫~第一章~
「掟・・・それは一族のものしか知らないもの」

いきなり一人の男が現れた

「・・・誰?」

「・・・まだ知らなくていい」

何こいつ・・・

「にしても・・・役にたたねぇな、こいつは」

ガッ!!

男は千里の体を蹴った

「なっ!!なにすんのよ!!」

「この体にはもう用無しだ」

だからって・・・

「蹴らなくてもいいじゃない!!」

「用無しの体は・・・」
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