Honey★Prince
「じじ、実はですねぇ………」
あたしは学校へ向かいながら昨日の出来事を麻耶に話した。
「へぇ。そうなんだ。」
麻耶がサラリと言った。
「「……………。」」
「それだけですか?」
あたしは麻耶に尋ねた。
「それだけだけど?」
それだけって……ι
「もっと、こう驚かないの??」
「うん。だって、絶対上手くいくって、わかってたし」
そ、そうですか……ι
嬉しいような。
悲しいような……ι
うーん。
まぁ、いっかぁ☆
「しかし、華にも大切な人が出来てお母さんも嬉しいよ……;」
「お母さんって……ι」
「ホントに嬉しいよ。これで華も幸せになれるね……。」
幸せ……か…。
「なれのかなァ…」
「なれるよ。つか、華は幸せにならないといけないの!!」
麻耶……。
「麻耶…、麻耶ッ!!ありがとッ!!……麻耶も幸せになるんだよ?」
「うん!!……なんか、あたし達、結婚するみたいじゃんww」
「あははっ、ホントだね!!」
麻耶が親友で本当によかった。
あたし達、これからもずっと一緒だよね?