Honey★Prince
☆
「華ー、売店行こー」
「あっ、うん」
お昼になってあたしは麻耶と売店に行くことにした。
あたしと麻耶は、階段を下りていた。
その時―――………
ドンッ
「華っっ!!」
「えっ」
ドスッ
あたしは誰かに押されて、階段から落ちた………。
痛い………。
足首がジンジンする。
「いたた………。」
「華!大丈夫!?」
麻耶は急いで階段を下りて、心配そうに言ってきた。
「あっ……、うん。平気!平気!」
痛い。めちゃくちゃ痛い。
「ホント?」
「うん。」
「誰かに押されたよね?」
「あー、……うん。まぁ、大丈夫だよ!行こっ。」
あたしは無理して笑い、麻耶と売店へと向かった。
たぶん、足首はどんどん悪化していってる………。