Honey★Prince
「俺は、浪川 祥と言います。よろしくお願いしますね?蜂矢先輩。」
浪川くんは、またまた王子様笑顔を繰り出した。
「うむ。よろしく!!」
偉そうに春人が言った。
「あと、先輩に言っておきたい事がありまして──」
「ん?なんぞよ」
やばっ!きっと、あたしのこと好きです宣言するんだ!!
「実は、俺──「あぁ!!浪川くん、そろそろ授業が始まるよー!移動だから、早く行かないと!さぁ、行こう!またね、春人!」
「あ、うん。バイバイ~」
あたしは、浪川くんが言おうとしていたことを無理矢理止めて、浪川くんを無理矢理連行した。