Honey★Prince
「先輩、そんなこと言ってると、トップの座とられちゃいますよ?」
「平気、平気!俺天才だから!!ww」
「わー、ナルシだよこの人。みんなー騙されてんぞー」
あたしは、棒読みで言った。
「華ちゃんこそ、大丈夫なのかな~?進級できるの?」
「ははっ、失礼ですね。余裕ですよ。」
「あっ、みてみて華ちゃん!」
「……なんですかι」
先輩は、コンビニの袋から、プリンを出した。
「ジャーン!!セ●ンの新作『クリームイチゴプリンちゃん』です!!」
先輩は、嬉しそうに言った。
「わー、よかったですねー」
「またまたぁ、華ちゃんもほしいくせに~」
「べつに「そう言うかと思って、はい!!華ちゃんの分っ!」
いらないって言おうとしたら、先輩があたしに『クリームイチゴプリンちゃん』を渡してきた。
………まったく、自分勝手な人だ。