Honey★Prince
☆
★翌日★
あたしは、二時間遅れて学校へと登校していた。
はぁ。学校とか、めんどくさい……。
あたしは、いつからこんな冷めた子になってしまったんだろう………。
「はぁ。」
わたしは、ため息をついた。
「きゃ―――――!!春くーん!」
ビクッ
びっくりしたなぁ。
体育館の方から女の子たちのかん高い声が聞こえてきた。
うざっ、なんなのよ。
あたしは、体育館を覗いてみた。
「春ちゃ――ん!がんばって―――!」
「かわい――!」
そこには、蜂矢先輩がバスケをしていた。
ふっ。なんだ。蜂矢先輩は『学園のアイドル☆』かっての。
あたしが教室へ行こうとしたら
「あれれー??華ちゃーん!!」
蜂矢先輩があたしを呼んだと同時に、女の先輩方の視線が………。
うわっ、こんなとこで声かけないでよ………ι
「はははー。どちら様ですかーι」
あたしは、蜂矢先輩との無関係をアピールした。
「今日も社長出勤ですか??」
「はははーιそうなのです。社長は忙しいので………………さらばっ!」
あたしは、急いでその場を去った。