Honey★Prince
「玲菜……。」
玲菜は、今まで一番付き合いが長かった。
「春人、私ね。春人と別れてからも、色んな人と付き合ったけど、春人以上に想える人がいなかったの……。」
玲菜が言った。
何言ってんだコイツは、自分が俺をふったくせに……。
「春人、あたしとまた、やり直さない?」
ふざけんな。
想ってもないことを言って、そいつにあきたらふる。
玲菜はそういう女だ。
お前みたいな女はもうごめんだ。
それに、俺には華ちゃんしか見えない。
だから……
「玲菜……、俺は………」
スコーン――……
「いだっ;」
俺の頭にいちごみるくがヒット!!
振り向くと、華ちゃんがいた。
「は、華ちゃん?」
俺にいちごみるくを投げつけた犯人は華ちゃんだった。
「えぇ、あ、せっ、先輩のヘタレ―――!!」
そんで、最後にとどめを刺された……。