居眠り姫


「………わかったよぅ……入って」


「「「おじゃまします」」」


「2階の奥に荷物置いて。あたしの部屋だから」


「はーい♪」


他の部屋用意しなきゃ;;





「神城くん、音夜陽斗、部屋用意できたから」


「何言ってんのよ都姫。あたしは琉と同じ部屋よ」


「……………はぁ!?」


「当たり前。それも条件よ♪」


「そんなッ!!実莉は神城くんと付き合ってるからいいだろうけど、あたしは音夜陽斗と付き合ってないんだよ!?」


「じゃあ付き合えばいいじゃない」


「問題はそこじゃなーいッ!!!」


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