彼を好きになるトキ



「貴一先輩なしたんですか?」




先輩は私と同じ事の事態を説明すると



「…………莉奈結構バスケできるじゃないっ!うちらでフォローとかするし!」



……えっ…


先輩は安心した顔をして




「本当かっ…?よかったっ莉奈ありがとなっ」



いやいや先輩……



「今日と明日と明後日の朝体育館で待ってるから!練習来いよ!」



とだけいい足早に去っていった。




「ちょっと!私バスケなんか出来ないよっ!」




「ふふ大丈夫大丈夫っ♪………………先輩に近付くチャンスでしょっ!」




えっ………

呆然とする私に肩をとんとんすると



笑いながら去っていく友達…………



どっどうしよ〜……



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