ガジュマルの木の下で
バス停につくと
人影が目についた。


あぁ この人だ。
そこに立っていた男性は
私を見付けるなり手をふった。
ジーンズにTシャツ、右手には買い物袋をさげ、黄色の鼻緒のサンダル履きで私を迎えてくれたこの人


今日からお世話になる家の旦那さんらしい。
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