ガジュマルの木の下で
伸ばしかけの髪が跳ねる。あまり荷物が入っていない鞄をぐるぐる回す。

毎日毎日、良く飽きずに遊べるもんだと思う。
だけどこの土地は不思議でさ、いつも私を子供にさせる。


今日もいつものように防波堤を走っていく


その時

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