ダメ王子×わがまま姫
『…もういっそのことスイス人と結婚しようかしら。』
なんてことを呟いてみた。
『キャッ!!』
いきなり誰かに手を引っ張られた。
気付くと私は床に座りこんでいて目の前には……神楽。
私はびっくりして固まってしまった。
「スイス人なんかと結婚すんなよ。」
真剣な眼差しに私は何も言えなかった。
「ってごめん…。関係ないよな。」
私から目を反らして言った。
『………あのね、瀬本くんに言われて気付いたんだけど、私は…俊介先輩に会う前から神楽のことが好きだった……かも。』
わ、私何言ってんのよ!!
「かもってなんだよ。」
笑いながら言う神楽につられて私も笑ってしまうんだ。
なんてことを呟いてみた。
『キャッ!!』
いきなり誰かに手を引っ張られた。
気付くと私は床に座りこんでいて目の前には……神楽。
私はびっくりして固まってしまった。
「スイス人なんかと結婚すんなよ。」
真剣な眼差しに私は何も言えなかった。
「ってごめん…。関係ないよな。」
私から目を反らして言った。
『………あのね、瀬本くんに言われて気付いたんだけど、私は…俊介先輩に会う前から神楽のことが好きだった……かも。』
わ、私何言ってんのよ!!
「かもってなんだよ。」
笑いながら言う神楽につられて私も笑ってしまうんだ。