ダメ王子×わがまま姫
「うちの姫からご命令を受けました。」



「神楽って美琴にほんと弱いね。」



神楽の言葉に夏帆が笑いながら言った。


「あ、あの…美琴ちゃんと夏帆ちゃんに聞いてほしいことがあるの。」



不意に話に入ってきた美優。


私と夏帆は?マークを浮かべた。



「えっと私達、付き合うことになったの。」


そういった美優の隣に現れたのは…。



「「「形材 進?!」」」



私以外の3人の声がハモった。



形材 進って名前だったんだ…。

私、経済 留かと思ってたわ。



しかし…美優がキャンプファイヤーのときに告白した相手がメガネのパソコンくんだったなんて。



「大同町さん、僕は美優が1番だから僕のことは諦めてくれ。」


いや、いや。


諦めるも何も…あんたのこと名前すらまともに覚えてなかったから。


「きゃー♪進ったら!」


美優…キャラが違う。汗




< 113 / 223 >

この作品をシェア

pagetop