ダメ王子×わがまま姫
『堂々と…嫌ね。』



「そうだよな。常識考えろって感じ。」


常識か………。



そういえば二人は好き同士で別れたのよね。



『ごめん。やっぱり一人で帰るわ。』


私は走って家まで帰った。


ありえない!!



私はブローチを外してベッドに投げ付けた。



そしてケータイを開きメールを打った。


_________
やっぱり住むのは
やめよう。

私たち距離置いた
ほうがいいと思う。



_________


ただそれだけ…。



送って数分後。



神楽から電話がきたけど出なかった。



やっぱり神楽は無理なんだよ。




そして私はいつの間にか眠りについた。





< 135 / 223 >

この作品をシェア

pagetop