ダメ王子×わがまま姫
しかもけっこう大きなダイヤモンドがついた指輪。


高そう……。



「俺が12時ピッタリに指輪をはめてキスしたの♪」


神楽は満足そうにブイサインをした。



『寝込みキスするなんて最低。……でもありがと♪』



私は神楽の頬にキスをした。



「それ婚約指輪な♪でもあと2年待ってくれ。俺が18になってから結婚しよう。」



私は神楽の言葉に深く頷いた。



『でも…この指輪もあのブローチもみんなダイヤモンドだよね?お金はどうしてるの?』



私は何気なく聞いてみた。



でもあのブローチを貰った日から気になってたこと。



「ん〜…まぁ。それより今日の準備するために家に行くんだろ?時間だぞ。」



時計を見ると8時過ぎ。


私は急いで出掛ける準備をした。




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