ダメ王子×わがまま姫
私の胸元には小さな花がついている。
今日は卒業式。
卒業までの時間はあっという間だった。
「美琴〜!卒業したくないよ〜。泣」
夏帆は号泣……。
私もつられて泣きそう。
長い式はたんたんと進む。
3年前の入学式……神楽との出会いは最悪だったよね。
でもどんどん好きになってって…。
先生に名前を呼ばれてみんなは“はい”と返事をして立つ。
神楽の名前は呼ばれない。
そのことがすごく悲しかった。
一応、神楽に結婚式の招待状を出した。
和樹くんに住所を聞いたのだ。
住所を聞いて本当にアメリカにいるんだと改めて感じた。
だけど…住所がわかっても神楽に会いに行こうとは思わなかった。
今日は卒業式。
卒業までの時間はあっという間だった。
「美琴〜!卒業したくないよ〜。泣」
夏帆は号泣……。
私もつられて泣きそう。
長い式はたんたんと進む。
3年前の入学式……神楽との出会いは最悪だったよね。
でもどんどん好きになってって…。
先生に名前を呼ばれてみんなは“はい”と返事をして立つ。
神楽の名前は呼ばれない。
そのことがすごく悲しかった。
一応、神楽に結婚式の招待状を出した。
和樹くんに住所を聞いたのだ。
住所を聞いて本当にアメリカにいるんだと改めて感じた。
だけど…住所がわかっても神楽に会いに行こうとは思わなかった。