ダメ王子×わがまま姫
私なら日本の金持ち学校に通えるはずって読者の方は思ってるでしょ?



でもね…それは無理なんだ。



実は3日前



―――――――――


「明日は美琴の旦那を紹介する。」


食事中にいきなり言ったパパの言葉。


私は思わずワインを吹き出した。


(未成年の高1だけど気にしないで♪)


「まぁ美琴ちゃんったら♪大丈夫よ。同い年のスイスに住んでる大企業の息子さんだから。」



ママ…笑い事ではないよ?




『お兄様!私どうしよう…。』


食後にお兄様の部屋で叫んだ。


「しかなないだろ?俺だって婚約者いるんだから。そりゃ美琴の婚約者だっているよ。」


平然に言った。




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