ダメ王子×わがまま姫
「美琴!!」
『きゃっ!』
靴を履き替えている私は後ろから誰かに押された。
振り返ると帰ったはずの神楽。
『まだ帰ってなかったの?』
「うん。美琴に付き合って欲しい買い物があってさ〜。」
めんどくさい…。
「顔にめんどくさいって書いてあるけど来てくれるよね〜。」
はぁ〜…。
『わかった。着いて行くわよ。』
私は仕方なく神楽の買い物に着いて行った。
そういえば街に来るのは初めて。
買い物は全部ヘンディー。
街なんか用がないから来ない。
『人多いのね。』
私はこんな人が多い道を歩いた経験がないからさっきからぶつかるばっかり。
「手繋ぐ?」
神楽が左手を出してきた。
『暑いから嫌よ。』
9月の始めなんてまだ夏が完全に残っている。
手なんか握ったら汗かくわ。
『きゃっ!』
靴を履き替えている私は後ろから誰かに押された。
振り返ると帰ったはずの神楽。
『まだ帰ってなかったの?』
「うん。美琴に付き合って欲しい買い物があってさ〜。」
めんどくさい…。
「顔にめんどくさいって書いてあるけど来てくれるよね〜。」
はぁ〜…。
『わかった。着いて行くわよ。』
私は仕方なく神楽の買い物に着いて行った。
そういえば街に来るのは初めて。
買い物は全部ヘンディー。
街なんか用がないから来ない。
『人多いのね。』
私はこんな人が多い道を歩いた経験がないからさっきからぶつかるばっかり。
「手繋ぐ?」
神楽が左手を出してきた。
『暑いから嫌よ。』
9月の始めなんてまだ夏が完全に残っている。
手なんか握ったら汗かくわ。