レンアイ方法
「朝弱いから…」
「はぁ…」
課長は灰を灰皿に落とした。
「さっきの質問に答えろよ‥根拠は?」
話が戻った……
「課長はなんであたしばっかりに仕事に渡すんですか?」
「一番頼みやすいし、話したいから…」
「はぁ…?」
「なんだその間抜け面」
「間抜け…?」
あたしは課長を睨みつけた。
「佐藤…男嫌いか?」
また、話し変わった!
「そうですけど?」
「だから、キスされただけで動揺してたんだ…」
クスッと笑って、ビールを流し込んだ。
「その年で、処女はねーだろ?」
課長がほんのり頬を染めている。お酒によったのだろうか?
てか、酷くない!?
「あたしが!!恋人を作らないのには理由があるんですっ!!」
興奮してついつい大きな声を出した。
驚いてる課長。
――バシッ
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