素直になれない!!
「キョン…」
キョンはあたしのこと心配してくれてるのに
あたしが何にも言わないのは ずるい気がする…
あたしたちがこんな話をしている間にも
時間は刻々と過ぎていった
相変わらず、廊下や教室はガヤガヤしている
だけど、あと5分ほどで
休み時間は終わる
あと5分 黙秘権を使えばキョンに本当のことを言わずにすむ
という悪魔な考えも浮かんだが
それではあまりにもキョンに悪い気がする
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