プライド~3姉妹の恋~
周りもどよめき始めていて
あまりにもあっさりOKを貰った事が拍子のけしてしまって
唖然とする私をニコリと微笑んで見つめる小池。
「大体女王が俺の事好きって知ってたし」
「はぁ!?」
知られてたぁ?!
「顔赤くなってたのもさっき不機嫌だったのも俺のせいだった事も」
馬路で…。
「わ,私だってアンタが私の事好きだって事くらい知ってたしね!!」
あの時聞いたし。
「聞いてたんだろう?
知ってる」
なッ…。
「盗み聞きとか悪趣味だな,女王は」
「な,何よ!?
小池のくせして!!」
むかつく!!
「小池じゃなくて一樹」
「へ?」
「付き合うなら下の名前で呼べよ」
「なっ?!」
偉そうに言うなぁ!
「女王のくせに言えないの?」
「そんな事ない!!」
「じゃあ呼んで」
「っ……一樹…」
「おぅ」
「そういう一樹こそ私の事女王じゃなくて」
「姫南」
「え…?」
「姫南だろ?」
「っっ~…」
スラッと言えるところがまたむかつく。
あまりにもあっさりOKを貰った事が拍子のけしてしまって
唖然とする私をニコリと微笑んで見つめる小池。
「大体女王が俺の事好きって知ってたし」
「はぁ!?」
知られてたぁ?!
「顔赤くなってたのもさっき不機嫌だったのも俺のせいだった事も」
馬路で…。
「わ,私だってアンタが私の事好きだって事くらい知ってたしね!!」
あの時聞いたし。
「聞いてたんだろう?
知ってる」
なッ…。
「盗み聞きとか悪趣味だな,女王は」
「な,何よ!?
小池のくせして!!」
むかつく!!
「小池じゃなくて一樹」
「へ?」
「付き合うなら下の名前で呼べよ」
「なっ?!」
偉そうに言うなぁ!
「女王のくせに言えないの?」
「そんな事ない!!」
「じゃあ呼んで」
「っ……一樹…」
「おぅ」
「そういう一樹こそ私の事女王じゃなくて」
「姫南」
「え…?」
「姫南だろ?」
「っっ~…」
スラッと言えるところがまたむかつく。