Jewel Love〜気まぐれで美しい恋〜
Jewel4
伝えれない気持ち
「五十嵐雄平さんは、どうだった?」
「とってもいい人だったわ。
すごく話も合ったし……でも」
「でも、どうしたの?」
「秘書の紺野さん、すごく気になるの」
「どうして?」
「あの人を、気にしてた。
もしかしたら五十嵐さんは、あの人のことが好きなのかも知れない…」
小田切紅花がそんな会話をしていたことなんて、誰も知らない。
もちろん、私も――。
「んっ……やあっ……」
仕事と称されて、今日も抱かれている。
本当は、腰が痛いからって断ったけど、
「腰のことなんて忘れさせてやるくらい、抱いてやる」
と、五十嵐に言われた。
そんで、この通り。
……明日ヘルニアになったら、どうしてくれるの?
とは言っても、五十嵐を受け入れることは、そんなに嫌ではなかった。
奥さんの身代わりでもいい。
躰だけの関係でもいい。
そう思う私は、重症?
「とってもいい人だったわ。
すごく話も合ったし……でも」
「でも、どうしたの?」
「秘書の紺野さん、すごく気になるの」
「どうして?」
「あの人を、気にしてた。
もしかしたら五十嵐さんは、あの人のことが好きなのかも知れない…」
小田切紅花がそんな会話をしていたことなんて、誰も知らない。
もちろん、私も――。
「んっ……やあっ……」
仕事と称されて、今日も抱かれている。
本当は、腰が痛いからって断ったけど、
「腰のことなんて忘れさせてやるくらい、抱いてやる」
と、五十嵐に言われた。
そんで、この通り。
……明日ヘルニアになったら、どうしてくれるの?
とは言っても、五十嵐を受け入れることは、そんなに嫌ではなかった。
奥さんの身代わりでもいい。
躰だけの関係でもいい。
そう思う私は、重症?