NICO
天使はぞくりとする程冷たい目で俺を見た。
少し怖じ気付く俺に構わず、天使は続けた。
「篠原さん、あなたにNICOを殺して頂きます。
殺す、といっても犯罪ではありません。
だってNICOはもはや人では無いのだから。」
「人外なものをどうやって殺すんだよ。」
少し怖じ気付く俺に構わず、天使は続けた。
「篠原さん、あなたにNICOを殺して頂きます。
殺す、といっても犯罪ではありません。
だってNICOはもはや人では無いのだから。」
「人外なものをどうやって殺すんだよ。」