先生のメイドさま

夢を漂っていた

あたしは風のようにフワリと

 「………」

声がでない

闇を漂いながら光を探す

 「…ごめんね…」
 「しょうがないんだ…俺らじゃ…」

急にどこからともなく声がする

 「誰?」

と言っても声にならない



< 103 / 344 >

この作品をシェア

pagetop