先生のメイドさま
12.annoyance
(冷たい……)
額の冷たさで目が覚める
「あ…起きた?…」
彼はあたしのタオルを取り替えていたのか手が濡れていた
「あ…おはようござ…い……ます」
あたしは起き上がろうと腕に力をいれるけど
「…まだ熱も下がんねーし…顔も赤いし…学校休め…」
「はい……」
「高山には連絡するようには言ったから、な」
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