先生のメイドさま

 「ちょ…悪い…」

あたしは脱ぎかかっていた上半身のパジャマを慌てて下ろして彼が出るのを待っているけど

 「えっ…出てくださいよ…」

彼はただドアのそばであたしに背を向けただけで一向に出ていこうとしない

 「なんで…そっち向かないから早く着替えて…」
 「えっ…出てくれないんですか?」
 「俺はここにたいの」



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