先生のメイドさま
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「ほい、どうぞ」
「ありがとう」
「失礼します」
彼と透さんと郁さんが客間に入るのを確認して、あたしは紅茶の用意をした
(…郁さん…何が大丈夫なのかな?)
郁さんは微笑んで言ってくれたけどあたしにはなんのことかわからなくて
「おい、まだかよ」
彼が廊下に顔を出してくるあたしは慌ててカートを押して部屋に入る
「す、すいません」