先生のメイドさま

急に部屋に入ってきた透さんと郁さん

 「やったね?仁くん」
 「えっ?」
 「だから言ったでしょ?茅智さん?」
 「うえっ?」

あたしは何がなんだか分かんなくなった

というより二人が入ってきても彼が離れないのが恥ずかしくて

 「ちょ…仁さま?」

あたしはモゾモゾ彼から離れようと動くけど

 「離さねぇって言ったろ?」

なんて言うからあたしは

諦めて彼にぎゅうってされたまま、あたしも彼の肩に手を回した



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