先生のメイドさま

 「…良いじゃないですか…ケチャップなんかなくても食べてくださいよ」

あたしは呆れながら言ったけど彼は

 「やだ!ケチャップでハートして」
 「…もう……」

あたしは彼が食べそうにないので、仕方なくハートのケチャップをオムライスにしてあげた

 「じゃぁ~いただきまーす」

彼は満足そうにオムライスを食べはじめた

あたしは彼と向かい合うようにソファーに座って彼を見た



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