先生のメイドさま

 「あはは…ほら、時間ですよ?…行かないと」

あたしは棒読みで彼を立たせて車に乗り込む彼を見送った

 「じゃぁ、後でな?」

満面の笑みの彼

学校に行くのが嫌になるくらい

嫌な予感がした

予感?

ううん、絶対にそうなる…

あたしは肩を落としながらも朝食を片付けて、鍵を閉めて学校に向かった



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