先生のメイドさま

彼はあたしの体を振り向かせてあたしを見る

 「そんなもんか?彼氏がコクられたって聞いたってお前にとって俺はそんなもんか?」

彼はなんだが睨みながら言うからあたしはなにも言えなくなって

キーンコーン…

チャイムが鳴ると彼は力を抜いて

 「行けよ、授業がはじまんぞ…」

って冷たく言われた

あたしは…言えなくて

後悔した

言えれば良いのに…



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