先生のメイドさま

パァッーン

ピストルの音があたしの視線を和に向かせる

 「あっ次和が走るのか」

和はあたしに手を振っていてあたしも手を振り返す

 「仲いいよね」
 「えっ?」

後ろからの声にあたしは振り返ると

 「あっ…高梨先生」

彼が和を見ながらあたしに言って隣に座った



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